スポーツインストラクター(トレーナー)の障害者雇用。資格は何が必要?給与は?

スポーツインストラクター 業種別

こちらでは、スポーツインストラクターの障害者雇用に関する情報をまとめています!

スポーツインストラクターの障害者雇用はある?

インターネットで調べた結果、以下のようなスポーツジム(および関連事業)で障害者採用がされているようです。

  • 東急スポーツシステム
  • スポーツ&スパ ルネサンス

こちらは公式サイトで障害者採用について公表されています。

ただし、希望のインストラクターで採用されるかは適性や経験によるようで、配属については一般事務から店舗運営まで幅広いです。

仕事内容について

ここからはスポーツインストラクターのお仕事そのものについても見ましょう。

仕事内容

インストラクター=指導員のとおり、スポーツの技術指導を行う専門職になります。

各スポーツのクラブチームやスクール、フィットネスクラブに勤務し、一般の方から勤務先によってはプロ選手まで指導を行うことがあります。

また、特定のスポーツの技術指導だけでなく、トレーニング器具の使用方法や練習メニューの作成、体調管理 体づくりのための栄養学、ケガ予防 パフォーマンス向上のための運動生物学など、求められるスキルは幅広いです。

資格は必要?

スポーツインストラクターを名乗ること自体に資格は必要ありませんが、知識や技術を裏付けるためには相応の根拠が必要になりますし、”○○の資格必須”など募集の条件に盛り込まれていることもありますので、そのような意味では必要になる場面が多いと思われます。

有名どころでいいますと、JSPO(日本スポーツ協会)の公認スポーツ指導者資格などがあります。

レベルによって段階、区分がさまざまですが、入り口となるスタートコーチなどは1日の講習と試験で取得できるものもあり(これが就職に有利に働くかは別として)、今は小学生のスポーツチームでも所持者が在籍していることが必須となりつつあります。

その他、民間の資格であったり、特定のスポーツの資格だったり、様々なものが存在しています。

勤務先はどのようなところ?

  • 野球、サッカーなどのクラブやスクール
  • 水泳スイミングスクール
  • スポーツジム
  • フィットネスクラブ
  • ヨガスタジオ
  • 体育館などの公共施設

勤務先は多岐にわたりますので、そのような意味ですと就職の幅は広いといえそうです。

給料はどれくらい?

求人ボックスで検索すると、スポーツインストラクターの平均年収は364万円という情報があります。(本ページ更新時の情報)参考:求人ボックス

一般的な平均年収と比較するとやや低い印象ですが、インストラクターとして従事する仕事レベルによって収入にも差が出ると思われます。

障がい者スポーツ指導員

パラリンピックなども盛り上がる中、いま「障がい者スポーツ指導員」という資格が注目されています。

障害のある方が安心、安全にスポーツに取り組める環境を作り、振興を支える一旦となることが目的とされ、普及しつつある資格です。

「公益財団法人日本障がい者スポーツ協会」が主催する講座を受講し、認定されている専門学校などで所定の要件を満たすことで取得することができます。

ややハードルが高い部分がありますが、専門的な資格になりますので、就職にも有利に働く事でしょう。

勤務先も上記のようなところに加えて、養護施設など福祉関連にも広がってきます。

最後に

前途のとおり、スポーツインストラクターは障害者採用枠での募集を行っている企業もあります。

また、スポーツインストラクター自体が幅広い勤務先がありますのでチャンスはありそうです。

様々な資格も存在しているので、就職に有利に働くよう、そのあたりの情報収集も必要になりそうです。

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