こちらでは、臨床心理士・心理カウンセラーの障害者雇用に関する情報をまとめています!
臨床心理士・心理カウンセラーの障害者雇用は?
インターネットで調査したところ、臨床心理士の障害者雇用については少ないながら求人が出ていることがわかりました。
以下、一例をあげてみます。
- 児童デイサービスでの情報収集、発達検査
- 障害者の方、積極採用
- 正社員雇用
- 年収342万円~
臨床心理士の求人自体はかなり多くでていますので、しっかりと情報収集すれば条件にあったお仕事が見つかるかもしれません。
様々な媒体を使って、広く情報収集しておきたいですね。
臨床心理士・心理カウンセラーについて
ここからは臨床心理士のお仕事そのものについても見ましょう。
仕事内容は?
臨床心理士は心理学の観点から援助や支援を行います。
具体的には、カウンセリング、心理テストなどを行い分析、治療計画を立てて実施し、問題を解決に導くことになります。
活躍できる場は幅広く、病院や学校、福祉施設から一般企業まで様々です。
資格はどうやって取る?
臨床心理士になるには、四年制大学を卒業後、日本臨床心理士資格認定協会が定める大学院を修了し受験資格を取得、その後 臨床心理士資格認定試験に合格することで資格を取得することができます。
指定の大学院に行かなければ受験資格すら持てません。
さらに認定試験の合格率は60~65%と言われており、半数以上が合格しているとはいえ、一般的には難しい試験だという認識があります。
かなりハードルは高いですね…。
給料はどれくらい?
求人ボックスの情報によると、臨床心理士の平均年収は364万円とあります。参考:求人ボックス
日本の平均と比較すると低い水準のようですが、高いところでは684万円~と給与幅が広く、勤務する職場の規模やポジションによって違いが出ているようです。
当然ながら就職先によって給与は大きく変わる可能性があるので、しっかりと調べて就職活動したいですね。
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将来性について
こころの問題は年々表面化してきており、それをケアする需要も増えています。参考:厚生労働省 令和3年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概況
また、人のこころというのは様々な要素が絡み合い問題となっている場合が多いようで、単純に症状を分類すれば解決策が導き出されるかというとそうではなく、今のところAIでは対応できないといわれています。
そのため、将来性という意味では、需要が著しく減っていくことはないと思われます。
臨床心理士に向いてる人
一般的に臨床心理士に向いている人には、以下のような特徴があります。
傾聴力
相談者の感情に寄り添い、相手の言葉に耳を傾け、それを理解しようとする力、敏感に感じ取る力が必要です。
コミュニケーション能力
相談者と信頼関係を築くためのコミュニケーション力。
わかりやすい言葉で伝えたり、適切な質問で深い気づきを促したりすることが必要。
守秘義務の遵守
相談者のプライバシーを厳格に守る姿勢を持ち、倫理的観点や法令に対しても理解と遵守意識がある。
忍耐力
すぐに解決することはありません。
相談者の変化がゆっくりであったり、抵抗感を示すもあきらめず続ける力、長期的な改善行動になることが多いので、しっかりとやり抜く忍耐力が必要。
分析能力
多様な心理アセスメントを使って情報を整理し分析、適切な支援計画を立てる力。
柔軟性
価値観の異なる場合にも偏見なく接し、多様なニーズに対応でき、新しいアプローを取り入れる柔軟性がある。
最後に
前途のとおり、臨床心理士の障害者雇用については、少ないながらも募集があります。
臨床心理士自体の募集はかなりの数が出ているので、チャンスはあるといえるでしょう。
広く情報収集していきたいですね!