こちらでは、雑貨店員の障害者雇用に関する情報をまとめています!
雑貨店員の障害者雇用は?
雑貨店員の障害者雇用は、インターネットで検索すると各有名求人サイトでかなりの数がヒットするものの、内容に関してはイメージしている雑貨店員の求人は少ないような印象でした。
また、ロフトやハンズ、ヴィレッジバンガードなどの大手有名雑貨店でも、障害者雇用に関する記事は見かけるものの、公式サイトでも採用ページなどは見当たらず、常時求人が出ているわけではないようです。
とはいえ、前途のとおり実際に店舗で障害者雇用している実績はありますので、求人が出るかはタイミングによる、というところでしょうか。
有名雑貨店で働きたいという明らかなイメージがあるのなら、非公開求人も取り扱うエージェントサイトを利用するのもよいかもしれません。
雑貨店員のお仕事全般について
ここからは雑貨店員のお仕事そのものについても見ましょう。
仕事内容は?
雑貨店と一口に言っても取り扱う品目によって様々ですが、レジ打ちなどの接客業、商品の品出しと整理、季節に応じてのディスプレイなどが主な仕事になるでしょう。
店舗形態にもよりますが、とにかく商品数が多いのでそれらをしっかりと案内できるよう把握しておくのが大変。
また、接客に必要なコミュニケーションは必須スキルといえるでしょう。
新商品やトレンドをいち早く知ることができたり、お得に購入できたりする(かもしれない)ことは、雑貨好きにとっては嬉しいポイントになるのではないでしょうか。
必要な資格は?
雑貨店員になるために必須の資格はありません。
ただ関連する資格は数多くあり、就職活動を優位に進めたり、スキルアップを図りたい場合には持っていて損はありません。
- 販売士
- インテリアコーディネーター
- 商品装飾技能検定
- カラーコーディネーター検定
…etc。
販売士(リテールマーケティング)
日本商工会議所が運営する検定で、販売に関するプロフェッショナルに必要な知識や技能を認定するものです。
接客の基本やマナーに関する3級から、店長 経営者クラスに必要なマーケティング、企画、労務や財務などを学ぶ1級まで三段階となっています。
合格率でいうと3級が60%前後なのに対し、1級は20%前後という情報もありますので、最上級ともなるとかなりハイレベルな内容になっていることがわかります。
インテリアコーディネーター
公益社団法人インテリア産業協会が認定する資格で、店舗などの空間をコーディネートする…適した内装や家具を選別してクライアントのイメージに沿った空間を作り出すものとなります。
インテリアコーディネーターの成り立ちから、その役割、家具の基礎知識から建築的知識まで幅広いテーマとなっています。
合格率は20%台となかなか難しい試験のようにも感じますが、受験資格に規制がないことから、様々な人が受講するため合格率を引き下げている、という側面もあるようです。
給料は?
求人ボックスの情報によると、雑貨店員の平均年収は354万円、パートアルバイトの平均時給は1,035円とあります。参考:求人ボックス
やや低い水準のようにも思いますが、幅が広いのが特徴で、経験やスキル、マネージャーや店長など役職が上がることによって、大きな変動が期待できるのかもしれません。
働いた人の口コミ
実際に有名雑貨店で働いた人の口コミをインターネットで調査してみました。
ロフトで働いた人
- 新作コスメなど新商品の情報をいち早くゲットできるのが嬉しい(場合によっては皆より一足先に試すことができる)
- イベント時期はラッピング注文が多く、特別忙しくて大変
- 基本固定シフトですが、柔軟に希望も来てくれて助かった
- 従業員のほとんどは女性で、学生や主婦が多く、アットホームな雰囲気です
- 品出しもありますが、メインは接客になるのでコミュニケーションが苦手な人は厳しいかも
- 品数が多くて覚えるのが大変ですが、雑貨が好きな人は楽しみながら覚えられるはず
- 仕事はしっかりとやって、休む時は休む、といったメリハリある職場雰囲気でした
- 大手企業だけあり、休暇制度や福利厚生がしっかりしていました
東急ハンズで働いた人
- 主にはレジでの接客業務なので、コミュニケーション力が必要
- 商品の場所を聞かれることが多いので、最初は覚えておくことが大変
- 職場の雰囲気がとても良く、従業員同士も仲がよかったです
- レジ打ちなど基本立ち仕事なので、体力勝負な部分があります
- コスメも次々と新作が入荷してくるので大変ですが、自分が試すこともできるし、それが接客に役立ちます
- 人気商品、新作、流行をいち早く知ることができますし、社割で安く購入することもできるので、好きな人にとっては最高の職場
- 年末年始やセール、イベント時期は凄く忙しいけど、みんなで力を合わせて乗り切ろうという良い環境だった
最後に
前途のとおり、ロフトやハンズのようなお店で働くことをイメージしていたとすると、そのような求人は意外と少ないように感じました。
雑貨に関連するお仕事の求人は多いのですけどね…。
とはいえ、そのような大手雑貨店でも障害者雇用の実績は確実にありますので、あとはタイミングでしょうか。
目当てのお店があるのなら、求人情報はこまめにチェックですね!