こちらでは、建築士の障害者雇用に関する情報をまとめています!
建築士の障害者雇用はある?
インターネットで調べてみますと、建築士(建築家)の障害者雇用は、比較的多くの情報を見つけることができました。
一例をあげてみます。
- JR東日本グループの企業の求人
- 設計、設計補助、CADオペレーター
- 年収330万円~
- 勤務時間9:20~18:00(フレックス制あり)
- 各種手当あり、福利厚生充実
- 書類選考の後、一次、二次、最終面接
- 精神障害、身体障害、発達障害の雇用実績あり
今のところ障害のある方の勤務が活発に行われている業界ではないようですが、環境面においては整いつつあり、障害者職業能力開発校も設置されつつあるようです。
建築士のお仕事について
ここからは建築士のお仕事そのものについて書いていきます。
仕事内容は?
建築士は、建物の設計とデザイン、施工管理を行う総監督のような仕事になります。
まず建築物の企画段階、予定地の調査などから始まり、設計、掛かる費用の見積もり、施工が開始されればその監理を担当し、その中には関係各所への使用許可など法規に基く官庁への申請手続きや必要な書類作成を行います。
建築士になるための資格は?
建築士になるためには、国家資格を取得する必要があります。
取り扱うことができる建築物の用途や規模によって、一級~二級建築士、木造建築士の3種類になります。
大学や専門学校で指定科目を履修(二級と木造建築士は指定科目の教育課程がある高校卒も可)することで国家試験の受講資格を得ることができます。
建築士の国家試験は難易度が高いとされていて、国家資格の中でも屈指の難関資格となっています。
一級ともなると、全体の合格率は10%といわれており、全体の総得点ではなく各科目に合格基準が設けられていること、毎年課題内容が変わるため幅広い知識が要求されること、などが要因と言われています。
また、国家試験に合格すればすぐに建築士として登録できるわけではなく必要に応じた実務経験が必要になります。
かなりハードルが高い資格であることがわかりますね…。
平均給料は?
求人ボックスの情報によると、一級建築士の平均年収は545万円とあります。参考:求人ボックス
やはり難関資格を所持しているだけあって日本の平均からみてもかなり高水準ですね。
持っている資格から木造建築士→二級→一級の順で給与も上がっていくようです。
地域や企業規模、専門性によって大きく変動するという情報もあり、一級建築士になると年収1,000万円クラスも珍しくないようです。
最後に
前途のとおり、建築士の障害者雇用については、ネットでも多くの情報を見つけることができます。
建築士試験においても障害特性に配慮した受験環境も整いつつあるということで、業界としても受け入れについて前向きに捉えているのでしょう。
資格としては難関ではありますが、その分 求められる場も多いと思われます。