医療事務職員の障害者雇用。資格は必要?求人や給与は?

医療事務職員 業種別

こちらでは、医療事務職員の障害者雇用に関する情報をまとめています!

医療事務職員の障害者雇用はある?

インターネットで調べてみましたが、医療事務の障害者雇用についてはいくつかの情報を見つけることができました。

各有名求人サイトや、病院の公式サイトなどで情報が見られます。

一例をあげてみます。

  • 総務、労務、財務、医療事務、営業事務、など
  • 学歴不問、一般企業での就業経験3年以上
  • 医療業界での実務経験、関連資格所持者歓迎
  • 勤務時間は9:00~18:00フレックス制度あり
  • 年収280万円~
  • 完全週休二日制、年間休日121日

参考:dodaチャレンジ

事務職に幅を広げると、さらに多くの情報が得られそうです。

医療事務職員のお仕事について

ここからは医療事務職員のお仕事そのものについて書いていきます。

仕事内容は?

医療事務職員の主な仕事内容は以下のとおりとなります。

  • 受付、問診票の授受などの患者対応
  • カルテの作成、管理
  • 医療費の計算や明細書の発行などの会計対応
  • 診療報酬明細書の作成などのレセプト業務
  • 再診の予約受付管理

…etc。

一般事務との大きな違いは、医療関連の専門的な事務処理が含まれることになります。

資格は必要?

医療事務職員になるための免許や必須資格はありません。

求人でも”未経験者歓迎”という募集も見かけますが、先にも冒頭に書いたとおり経験者た資格所持者を優遇する即戦力を募集しているところも少なくありません。

医療事務に関連する民間資格には以下のようなものがあります。

  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 医療事務検定試験
  • 医療情報実務能力検定(医療事務実務士)
  • 診療報酬請求事務能力認定試験

…etc。

このように関連する多くの民間資格があります。

医療事務技能審査試験

一般財団法人日本医療教育財が主催する日本最大規模の医療事務関連の試験です。

医療事務の技能を判定する試験で、取得すればその能力の裏付けとすることができ、診療報酬請求事務など広い範囲の知識が必要となります。

実務経験など必要なく未経験者でも受験することができますので、関連資格を取得したい場合には有力候補となるでしょう。

医科、歯科と分野が分かれており、それぞれ合格率は70%~80%といわれています。

しっかりと対策すれば合格できる試験なので、ぜひチャレンジしたいですね。

診療報酬請求事務能力認定試験

公益財団法人日本医療保険事務協会が主催する試験で、医療事務関連では最高峰といわれています。

他の関連資格の合格率が約70%のなか、こちらは約30%といわれており、まさに難関試験といえる内容となっています。

診療報酬請求の実務を行うことができる能力について判定するもので、所持していることでスキルアップに大きく役立ちます。

医学、薬学の基礎知識から医療保険など各制度の知識、診療報酬点数表の算定方法など幅広い知識が必要になります。

この資格を所持していることで雇用条件が変わる医療機関もあるとのことで、ぜひ取得しておきたい資格といえそうです。

平均給料は?

求人ボックスの情報によると、大学事務職員の平均年収は352万円、パート・アルバイトは時給1,087円とあります。参考:求人ボックス

平均はやや低めの水準のようですが、上は800万円超えという情報もありますので、勤務先や経験によって大きく幅があることがわかります。

個人クリニックに比べると、公立、国立病院や、大学病院、総合病院など規模が大きいところの方が高収入になる傾向があるようです。

このような病院は事務課でも管理職ポストがあることも給与水準が上がる要因のひとつでしょう。

最後に

前途のとおり、医療事務の障害者採用枠での求人は、比較的たくさんの情報を見つけることができます。

ただ、資格など必要なく医療現場で働くことができるので、人気の職種でもありますので、その分、競争率も上がることが想像できます。

様々な媒体で幅広く情報収集したいですし、少しでも競争率を下げるため非公開求人などもチェックしておきたいですね。

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