こちらでは、カイロプラクターの障害者雇用に関する情報をまとめています!
カイロプラクターの障害者雇用はある?
インターネットで調べてみましたが、カイロプラクターの障害者雇用に関する情報は見つけることができませんでした。
健康志向が高まるなか、カイロプラクティックを専門としたサロンも増えているので、求人自体は相当数あります。
ただ、小規模の会社が多く障害者の法定雇用に絡まないケースとなっているのも障害者雇用に関する情報が少ない要因の一つかもしれません。
求人自体はそれなりにあるので、障害者雇用に特化した求人サイトなどを利用して、幅広く情報収集しておきたいですね。
カイロプラクターのお仕事について
ここからはカイロプラクターのお仕事そのものについて書いていきます。
カイロプラクターとは?
背骨や骨盤の歪みを矯正する手技療法の専門施術者です。
整体などでは筋肉をほぐすことで治療を行いますが、カイロプラクティックは根本的な神経の圧迫を矯正により解消する治療方法となります。
自然治癒という観点から、根本的な神経の圧迫を取り除くと、自然治癒力が高まり症状が改善されていくとされています。
アメリカで発祥した比較的新しい施術ですが、世界的にも普及しており、日本でも認知が高まっています。
資格は必要?
先ほども書きましたが、比較的新しい施術ということで、本ページ更新時では日本では必須の資格や免許は無い状況です。
とはいえ、人の体に触れて施術しますので医療知識は必要となります。
その知識や技術の証明、裏付けするためには日本カイロプラクティック登録機構(JCR)の登録試験を受講し合格することになります。
この試験を受けるためには、世界保健機関(WHO)に認可された教育機関でプログラムを修了する、カイロプラクティックの専門学校やスクールに通い技能を習得しなければなりません。
2024年7月時点で、厚生労働省提出のカイロプラクター名簿には約650人が登録されているとのことです。
日本カイロプラクティック登録機構の登録試験
日本における国際水準のカイロプラクターを認定する試験となります。
誰でも受験できるわけではなく、必要な要件はWHOガイドラインに準拠した国際認定校卒業者、日本国内でJCRが認定する教育機関卒業者、同等と認められる教育歴のある者(審査必要)となっています。
基礎医学、臨床科学、臨床実技、法規など幅広い知識が必要となりますが、合格後には公的な信頼性を証明できますが、難易度はかなり高いとされています。
平均給料は?
求人ボックスの情報によると、カイロプラクターの平均年収は389万円、平均時給1,049円とあります。参考:求人ボックス
日本の平均からするとやや低い水準のようですが、給与幅は広く、勤務先やキャリアによって変動しているようです。
また、歩合制を取り入れていたり、経験を積んだのちには独立開業という道もあるので、それによっても収入は大きく変わってきそうです。
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カイロプラクターの将来性
高齢化社会の進行により体の不調に悩む中高年層が増加しておりニーズは拡大していくと予想されます。
また、健康志向の高まり、美容ブームの拡大など業界自体が伸びており、アスリートやフィットネス分野との連携といった分野も広がっていることも注目です。
ただ、今のところ日本でも国家資格がなく、ある意味では誰でもカイロプラクターを名乗れる現状があり、公的な地位が確立しているとはいえない状況です。
それに伴い、教育環境が整っていないため技術の差が大きく、安心感、信頼度という部分においては課題を残しています。
海外では資格制度をはじめ着々と環境は整っており、今後 日本でも認知度の向上が期待されます。
最後に
前途のとおり、カイロプラクターの障害者採用枠での求人は少ないのが現状のようです。
ただ、その専門技術は様々なところで活躍できますので、求められる場も多いのも事実。
色々な求人媒体をチェックして、幅広く情報収集しておきたいですね。



