マッサージ師の障害者雇用。資格や免許は必要?給与は?

マッサージ師 業種別

こちらでは、マッサージ師の障害者雇用に関する情報をまとめています!

マッサージ師の障害者雇用はある?

インターネットで調査しましたが、マッサージ師の障害者雇用についてはいくつかの求人、情報を見つけることができました。

参考までにあげてみます。

求人の参考例

参考:りたりこ仕事ナビ

  • 有料老人ホームなど各施設、および本社のマッサージスタッフの募集
  • 条件はあん摩マッサージ師、はり師、きゅう師、いずれかの国家資格を所持している人
  • 年収234万円~(月給制19万5千円~)
  • 嘱託社員(正社員登用機会あり)
  • 勤務時間は9:00~18:00の所定労働時間8時間
  • シフト制、年間休日110日
  • 保養施設など福利厚生充実

大きな企業での募集も多い?

大きな企業では、社員の福利厚生としてマッサージルームを設備し、そちらでマッサージ師として障害者雇用を促進しているパターンもあるようです。

ただただ法定雇用率の達成という目的で障害者雇用を進めるのではなく、付加価値ある雇用という観点からもプラスになりますし、そのような動きが活発になっていきている部分もあるようです。

様々な雇用形態が創造されてきているようなので、幅広く情報収集しておきたいですね。

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マッサージ師のお仕事について

ここからはマッサージ師のお仕事そのものについて書いていきます。

仕事内容は?

身体の痛みなど不調のある人たちに対して、主に指や手を使い揉み、押し、撫でる、叩きなど指圧マッサージにより症状の緩和、改善を促します。

また治療だけでなくリラクゼーションの側面も持ち合わせています。

資格や免許は必要?

マッサージ師になるためには、”あん摩マッサージ指圧師”という国家資格が必要となります。

あん摩マッサージ指圧師

マッサージ師とは一般的な呼び名で、正確には”あん摩マッサージ指圧師”という名称の国家資格となります。

その名のとおり、あん摩(衣服の上から身体をなでる、押す、揉むなどの施術方法)、マッサージ、指圧を駆使して血行促進、身体のこりをほぐしたりすることで、身体の不調を緩和します。

文部科学大臣、または厚生労働大臣が指定する大学、専門学校など養成施設で3年以上学ぶことで受験資格が得られ、その後、東洋療法研修試験財団が実施するあん摩マッサージ指圧師の国家試験に合格、免許を登録することで資格を得ることができます。

指定の教育機関は全国で約20と少ないですが、合格率は約85%と高く、しっかりと必要科目を履修すれば取得困難な資格ではないようです。

柔道整復師、整体師との違いは?

似たような職業で柔道整復師や整体師がありますが、何か違うのでしょうか。

まず整体師は、マッサージ師が国家資格を要するのと違い民間資格や無資格でも名乗ることができます。

整体師の施術は保険対象外です。

無資格でよいとはいえ専門的な知識や技術が必要となり、関連した民間資格はいくつかあり、それぞれに特色があります。

柔道整復師はマッサージ師と同様に国家資格ですが、施術内容に違いがあり、柔道整復師が骨折や捻挫などの怪我の治療を目的としているのに対し、マッサージ師は肩こりや腰痛など慢性的な疾患に対しての治療を目的としています。

平均給料は?

求人ボックスの情報によると、マッサージ師の平均年収は374万円、平均時給1,199円とあります。参考:求人ボックス

日本の平均からするとやや低い水準のようですが、比較的 給与幅が広いことから、経験を積むことで上がっていく可能性があると考えられます。

また、技術を身に着けた後には独立開業という道も考えられますので、その場合にも収入に大きな変動があるでしょう。

最後に

前途のとおり、マッサージ師の障害者採用枠での求人は、いくつかの情報を見つけることができます。

また、一部の企業ではマッサージ師の障害者雇用を促進している動きもあるようなので、環境も整いつつある状況にありそうです。

様々な媒体をチェックして、非公開求人も含めて幅広く情報収集していきたいですね。

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