こちらでは、CGクリエイターの障害者雇用に関する情報をまとめています!
CGクリエイターの障害者雇用は?
インターネットで調査しましたが、CGクリエイターの障害者雇用は、比較的多くの募集を見つけることができました。
ひと口にCGクリエイターといっても、携わる業務は多岐にわたるのでイメージしている職種と募集が合致するかはわかりませんが、関連する求人は相当数みられます。
一例として、本ページ更新時に出ていた求人内容をあげてみます。
- プログラマー、CGデザイナー、WEBデザイナー、その他事務職系
- 給与357万円~
- 必要スキルはPCの基本知識
- 必要学歴は専門学校卒以上
- 勤務時間は9時30分~18時00分
その他、クリエイティブ系の仕事を行っている就労継続支援A型事業所での求人も見かけたので、そのような福祉サービスを利用してキャリアをスタートするのもいいですね。
障害者雇用に特化したサービスも利用したり、しっかりと情報収集しておきましょう。
CGクリエイターのお仕事全般について
ここからはCGクリエイターのお仕事そのものについても見ましょう。
どんな仕事?
PCを使ってCGを作成しますが、その役割としては多岐にわたり、ひとりで一貫して作品を作るケースはほぼなく、チームで役割分担して作業することがほとんどです。
- モデリング:キャラクターやステージそのものを作成する
- アニメーション:モデラ―が作成したCGモデルに動きをつける
- エフェクト:炎や煙など映像に特殊効果をつける
これらは一部ですが、このように一つの作品をつくるための作業は多岐にわたります。
仕事内容一覧
仕事内容をまとめると以下のようになります。
■コンセプトデザイン・企画
- 世界観やキャラクターの初期アイデア設計
- デザイン画(スケッチ・コンセプトアート)の作成
- ディレクター・クライアントとのイメージすり合わせ
■3DCGモデリング
- キャラクター、背景、アイテムなどを3Dで造形
- モデリングツール例:Blender、Maya、ZBrush、3ds Max
- 写実的 or デフォルメされたスタイルに応じた制作
■テクスチャ・マテリアル作成
- モデルに貼る質感・表面画像を作成
- 皮膚、金属、布などの表現
- ツール:Substance Painter、Photoshop など
■リギング・スキニング
- キャラクターやオブジェクトに骨格(ボーン)を設定
- アニメーションできるように動きの仕込みをする工程
■アニメーション制作
- 人物の動き、表情、物体の動作などを作成
- 手付けアニメーション or モーションキャプチャ編集
- 動きの自然さ・感情表現が求められる
■ライティング(照明設定)
- シーンに合わせた光源や影の配置
- 雰囲気、時間帯、感情演出を調整する重要な工程
■レンダリング
- 作成したCGを静止画・動画として書き出す
- リアルタイム or 高品質レンダリングなど目的に応じて使い分け
- レンダリングエンジン:Arnold、V-Ray、Cycles など
■コンポジット(合成)・エフェクト制作
- 複数の映像素材を合成して最終映像に仕上げる
- 爆発、煙、魔法、光などのVFXを追加
- ツール:After Effects、Nuke、Houdini など
■ポストプロダクション・編集
- 編集ソフトを使って映像のカット割りや音声・BGMを調整
- タイトル、クレジット、字幕なども作成
■ゲーム・VR・ARへの実装
- ゲームエンジン(Unity、Unreal Engine)へのデータ組み込み
- ループ動作やリアルタイム性を考慮した設計
- インタラクティブ要素の確認・調整
CGクリエイターの活躍フィールド
CGクリエイターは様々なシーンで活躍しています。
| 映画・アニメ | フルCGアニメ、合成、背景美術など |
| ゲーム | キャラ・モンスター制作、ゲーム内エフェクト |
| 広告・CM | 商品の3Dモデル、グラフィック演出 |
| 建築・インテリア | 建物のCGパース、内観シミュレーション |
| 医療・教育 | 解剖モデル、科学シミュレーション |
| XR(VR/AR/MR) | 仮想体験の映像・UI制作 |
なにか資格は必要?
必須となる資格はありませんが、関連する民間資格は数多くあり、所持していることでスキルの証明になりますので、就職活動の際に優位に働くことは間違いありません。
- CGクリエイター検定
- CGエンジニア検定
- Illustratorクリエイター能力認定試験
- 色彩検定
…etc。
CGクリエイター検定
CGクリエイター検定は、CG-ARTS協会(公益財団法人画像情報教育振興協会)が主催する民間資格で、CGクリエイターを対象に映像表現技術やCG理論、CGソフトウェアの活用能力を評価する検定となります。
ベーシック(CG制作の基礎知識、静止画制作の能力)とエキスパート(撮影、編集、モデリング、リギング、アニメーション、コンポジット、プロダクションワーク、知的財産権、ファイル形式など、より高度な専門知識と応用力)の2段階となってて、受験資格は特になく誰でも受験可能です。
複数のエキスパート合格で「CG-ARTSマイスター」の称号も取得できます。
合格率はベーシックが60~80%、エキスパートが20~30%程度といわれています。
取得後は映画、ゲーム、アニメ、CM、Webなどの制作現場で活躍できる可能性があります。
CGエンジニア検定
こちらも同じくCG‐ARTS協会が主催するCG分野のエンジニア・プログラマ向け検定となります。
検定レベルは2段階となっていて、ベーシック(CG技術の基礎知識)とエキスパート(より高度な専門知識と応用力)があります。
受験条件は無いので、だれでもチャレンジできます。
主な受験内容は以下のとおりです。
- デジタルカメラモデル/座標系・モデリング/光学的モデル
- 画像処理
- CGアニメーション
- レンダリング理論
- CGシステム
- 知的財産権・知覚・CGの歴史
…etc。
給料は?
求人ボックスの情報によると、CGクリエイターの平均年収は480万円、パートアルバイトの平均時給は1,203円とあります。参考:求人ボックス
日本の平均と比較しても高い水準のようですね。
給与の幅も広くさらに多くの収入を目指せる可能性もありそうです。
当然ながら働く企業規模によっても条件に変動がありますので、しっかりと下調べしてから動きたいですね。
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CGクリエイターの将来性
CG市場は世界的に高い成長を続けており、2022年には約255億ドルだった市場規模が2030年には351億ドルに拡大すると見込みもあります。
このことから、CGクリエイターの将来性は極めて高いといえそうです。
エンタメから産業用途、XR/メタバースまで活躍フィールドが広がり続けるでしょうし、高度技術とAI活用力を磨きつつ、多様な業界ニーズに応えられるスキルを持っておくことで、安定的かつ高収入なキャリア形成が期待できます。
最後に
前途のとおり、CGクリエイターの障害者雇用はそれなりのボリュームがありそうです。
業界自体が成長産業ですから、求められる場が多いのもありますね。
先ほども書きましたが、関連する業務を請け負っているA型事業所など福祉サービスもありますので、これらを利用するのも良いと思います。



